サステナブルファッションを取り入れる〜デニムブランド編〜自分らしいスタイル #クローゼット大改造計画!
ファッションでいうサスティナブルは、
天然資源だけに頼らないものづくりや、環境を配慮した最新のテキスタイル、
廃棄物から新しいモノを生み出す、リサイクル技術。
様々な国で環境に負荷をかけない最新の技術が素材やモノづくりに繋がっています。
質が良く、長く愛用できるような服づくりを。
今回ご紹介したいのは 、501や701をはじめ、
数々の名品を生み出してきた創業160年以上の歴史をもつ、
誰もが知るデニムブランド。
染色の節水技術に注力し、10億リットルもの水を削減。
ブランドを問わず古着を回収し、
リターンとしてディスカウントクーポン券を配る
プロジェクト なども行っています。
パーソナルスタイリスト× サスティナブルファッション
『Levi Strauss&Co(リーバイス)』
(参照:リーバイス公式HP)
出典:http://www.levistrauss.co.jp/about/
創業者リーバイ・ストラウスは、カリフォルニアの金鉱で働く人々の
「丈夫なパンツが必要だ」という声を聞いて、
ジーンズの原点となる丈夫なワークパンツを創りあげ、
そのワークパンツを “ジーンズ” へと進化させることに成功。
従業員や取引先、社会の声を聞き、変革を行うことで、
ブランドの価値を高めてきたリーバイス。
1829 創業者リーバイ・ストラウス、ババリア(現在のドイツ)のバッテンハイムに誕生。
1853~ リーバイ・ストラウスは、ゴールドラッシュに湧く米国サンフランシスコに、
ドイツからの移民としてやってきました。
リーバイ・ストラウス&カンパニーの前身となる雑貨商を開業した彼は、
金鉱で働く人々の声を聞き、キャンバス地を使った丈夫なワークパンツを商品化。
その後、素材はデニムに変更され、色もインディゴ・ブルーが採用。
1890 品番統制により、ロットナンバーとして「501」が、
初めて商品に付けられました。これにより、すべてのジーンズの原点501が誕生。
1908 日本をはじめ、世界各国でツーホースマークが商標登録。
1999 日本で「リーバイスストア」第1号店を東京・原宿にオープン。
2014 リサイクル用ペットボトルからデニムを。
2019年3月21日 リーバイスが34年ぶりに上場!
廃棄される運命にあった資源から生まれたジーンズ
Levi’sWASTE LESS ( ウェイスト レス) は、リサイクル専用のペットボトルや、
食品トレイのような廃棄される運命にあった資源に新たな命を吹き込む。
1本のジーンズあたり、1リットル入りペットボトルを平均8本。
このコレクションは、リーバイ・ストラウス&カンパニーの企業理念のひとつである
「サスティナビリティ ( 持続可能な環境づくり)」の概念に基づく最新の取り組みとなる。
そして2019年3月21日リーバイスが34年ぶりに上場!
ニューヨーク証券取引所は異例となるジーンズを解禁 。
1971年に米国で株式上場したリーバイスは、
実際1985年に創業一族の買い戻しにより上場を廃止。
児童労働問題の対策として学校を創ったが、これに対し株主らが反対。
学校を創る資金があるなら株主に還元すべきとの批判が相次いだ。
そして 「上場企業だからこそ、株主利益に左右されない企業となる」
という理由で上場を廃止 。
この後も自らの理念を貫き、人権や環境への取り組みをより積極的に展開し続けた。
そして 今回のリーバイスの上場は、600億円を超える資金を調達し、企業価値は1兆円に。 『トレンドは繰り返す。』ファッション界の定説に従い、
原点回帰で更なる成長とサスティナビリティを掲げている。
そのリーバイスの サスティナビリティは、染色の節水技術に注力し、
10億リットルもの水を削減。
通常、デニムのウォッシュ加工は、インディゴ染色された素材と石を入れて
色落ち感を出すためにウォッシング(洗い)を行う。
そのウォッシングを3回から2回に減らし、洗濯槽の水を満杯にせず半分にすることで、
水を減らしてもクオリティを保つことができるウォーターレス技術、
この技術を使って生産している製品は、全体の約40パーセント。
その結果、 実に約10億リットルの水を削減 。 ブランドを問わず古着を回収し、
リターンとしてディスカウントクーポン券を配るプロジェクトなど も行う。
また、 2025年までに温室効果ガスの排出量を90%削減するとともに
再生可能エネルギーの100%の導入を実現すると宣言 。
リーバイスは、今後も社会から存続を望まれるブランドであり続けるために
変革を続ける・・
納得のできるものを大切に着たい。
Tシャツ+デニムが決まると究極のスタイリング! である、と私は強く思っています。
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